千字文<内容と作品>




『千字文』とは、南朝・梁(502-549)の武帝が、文官・周興嗣に文章を作らせたものと伝えられる。
8文字対句=計125句(合計1000文字)から構成されており、全ての文字が異なっているのが特徴である。後年、多くの書記官が表記しているが、智永の「眞草千字文」が最も普遍的である。
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8文字対句=125句(合計1000文字)で構成される千字文の全文は次の通りです。読み、大意については下記より読み取りして下さい。
001天地玄黄 宇宙洪荒002日月盈昃 辰宿列張003寒來暑往 秋収冬藏004閏餘成 律呂調陽005雲騰致雨  露結為霜
006金生麗水  玉出崑崗007劔號巨闕  珠稱夜光008菓珍李柰  菜重芥薑009海鹹河淡  鱗潛偵ト010龍師火帝  鳥官人皇
011始制文字  乃服衣裳012推位讓國 有虞陶唐013弔民伐罪 周發殷湯014坐朝問道 垂拱平章015愛育黎首 臣伏戎羌
016遐邇壹體 率賓歸王017鳴鳳在樹 白駒食場018化被草木 ョ及萬方019蓋此身髪 四大五常020恭惟鞠養  豈敢毀傷
021女慕貞求@男效才良022知過必改 得能莫忘023罔談彼短  靡恃己長024信使可覆 器欲難量025墨悲絲染 詩讃羔羊
026景行維賢 剋念作聖027コ建名立 形端表正028空谷傳聲 虚堂習聴029禍因悪積 福縁善慶030尺壁非寶 寸陰是競
031資父事君 日巌與敬032孝當竭力 忠則盡命033臨深履薄 夙興温清034似蘭斯馨 如松之盛035川流不息 淵澄取映
036容止若思 言辭安定037篤初誠美 愼終宜令038榮業所基 藉甚無竟039學優登仕 攝職從政040存以甘棠 去而u詠
041樂殊貴賤 禮別奠卑042上和下睦 夫唱婦隨043外受傳訓 入奉母儀044諸姑伯叔 猶子比兒045孔懷兄弟 同氣連枝
046交友投分 切磨箴規047仁慈隱惻 造次弗離048節義簾退  顛沛匪虧049性静情逸  心動~疲050守眞志滿 逐物意移
051堅持雅操 好爵自縻052都邑華夏 東西二京053背邙面洛 浮渭據054宮殿盤鬱 樓觀飛驚055圖寫禽獸 畫彩仙靈
056丙舍傍啓 甲帳對楹057肆筵設席 鼓瑟吹笙058升階納陛 弁轉疑星059右通廣内 左達承明060既集墳典 亦聚群英

061杜稾鐘隸 漆書壁經062府羅將相 路俠槐卿063戸封八縣 家給千兵064高冠陪輦 驅轂振纓065世祿侈富 車駕肥輕
066策功茂實 勒碑刻銘067磻溪伊尹 佐時阿衡068奄宅曲阜 微旦孰營069桓公匡合 濟弱扶傾070綺迴漢惠 説感武丁
071俊乂密勿 多士實寧072晉楚更霸 趙魏困073假途滅虢 踐土會盟074何遵約法 韓弊煩刑075起翦頗牧  用軍最精
076宣威沙漠  馳譽丹青077九州禹跡  百郡秦并078嶽宗恒岱  禪主云亭079雁門紫塞  雞田赤城080昆池碣石  鉅野洞庭
081曠遠綿邈  岩岫杳冥082治本於農  務茲稼穡083俶載南畝  我藝黍稷084税熟貢新  勸賞黜陟085孟軻敦素  史魚秉直
086庶幾中庸  勞謙謹敕087聆音察理  鑒貌辨色088貽厥嘉猷  勉其祗植089省躬譏誡  寵搓R極090殆辱近恥  林皋幸即
091兩疏見機  解組誰逼092索居陌|  沉默寂寥093求古尋論  散慮逍遙094欣奏累遣  感謝歡招095渠荷的歴  園莽抽條
096枇杷晩翠  梧桐早凋097陳根委翳  落葉飄颻098遊鵾獨運  凌摩絳霄099耽讀翫市  寓目囊箱100易輶攸畏  屬耳垣墻
101具膳餐飯  適口充腸102飽飫烹宰  饑厭糟糠103親戚故舊  老少異糧104妾御績紡  侍巾帷房105紈扇圓潔  銀燭煒煌
106晝眠夕寐  藍筍象床107弦歌酒讌  接杯舉觴108矯手頓足  ス豫且康109嫡後嗣續  祭祀烝嘗110稽顙再拜  悚懼恐惶
111箋牒簡要  顧答審詳112骸垢想浴  執熱願涼113驢騾犢特  駭躍超驤114誅斬賊盜  捕獲叛亡115布射僚丸  嵇琴阮嘯
116恬筆倫紙  鈞巧任釣117釋紛利俗  並皆佳妙118毛施淑姿  工顰妍笑119年矢毎催  曦暉朗曜120璇璣懸斡  晦魄環照
121指薪修祜  永綏吉劭122矩歩引領  俯仰廊廟123束帶矜莊  徘徊瞻眺124孤陋寡聞  愚蒙等誚125謂語助者  焉哉乎也

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001天地玄黄 宇宙洪荒」(てんちはげんこう うちゅうはこうこう) 天の色は黒く地の色は黄色い。宇宙は広大である。(天地宇宙と大いなるものから始まる)
002日月盈昃 辰宿列張」(じつげつはえいしょくし しんしゅくはれっちょうす) 太陽や月は満ち欠けがあり、星は空に布きならんでいる。
003寒來暑往 秋収冬藏」(かんきたりしょゆき しゅうしゅうしとうぞうす) 春の寒さが来て次に夏の暑さが来て去る、秋には生物の生長が収束し、冬にはかくれる。(四季の変化循環をいう)


004閏餘成 律呂調陽」(じゅんあまりてとしをなし、りつりょしてようをしらべる) 太陽年と太陰暦の合わない所を閏月を設けて年を成立させる。また六律()をもって陰陽を調和させている。
005雲騰致雨  露結為霜」(くもはのぼりてあめをいたし、つゆはむすびてしもとなる) 雲は昇って雨となり、露がかたまって霜となります。
006「金生麗水  玉出崑崗」(きんはれいすいにしょうじ、たまはこんこうにいづ) 金は麗水から発生し、玉は崑崙山から産出する。


007劔號巨闕  珠稱夜光」(けんはきょけつとごうし、しゅはやこうとしょうす) 剣は名剣・巨闕とかまびすしく号され、珠は夜光と称されるほどに賞賛される。
008菓珍李柰  菜重芥薑」(かはりだいをちんとし、さいはかいきょうをおもんず) 菓物では李(すもも)と柰(からなし)をとうとび、野菜では芥(からし)と薑(しょうが)を大切にしている。
009海鹹河淡  鱗潛偵ト」(うみはしおからくかわはあわし、うろこあるはひそみはねあるはかける) 海の水は塩辛く河の水は味が淡白である、魚は深淵に潛み鳥は大空を飛び回っている。


010龍師火帝  鳥官人皇」(りゅうしかてい、ちょうかんじんこう) 大昔人文が発生する時に、竜師・火帝・鳥官・人皇の帝王がいたのである。
011始制文字  乃服衣裳」(はじめてもんじをせいし、すなはちいしょうをふくす) 伏羲の王朝になり始めて文字をつくり、黄帝の御世になって衣裳を着用するようになった。
012推位讓國 有虞陶唐」(いをすいしくにをゆずるは、ゆうぐとうとう) 舜(有虞)と堯(陶唐)は、夫々の位を推しすすめ國を譲ったのである。 


013弔民伐罪 周發殷湯」(たみをとむらいつみをうつは、しゅうのはつといんのとうなり) 暴虐のために死亡した人民を弔い、暴君の罪を討伐したのは、周の武王・發と殷の湯王である。
014坐朝問道 垂拱平章」(あさにざしてみちをとい、すいきょうしてへいしょう) 天子たるものは常に朝廷に坐して道を問い求めておれば、何もせずに手をこまねいているだけで百官が和合して天下は治まります。
015愛育黎首 臣伏戎羌」(れいしゅをあいいくし、じゅうきょうをしんふくせしむ) 人民をいつくしみ育てて、辺境の戎羌を服従させること。


016遐邇壹體 率賓歸王」(かじいったいにして、そっぴんしておうにきす) 遠近の民が一体となり、地の続くかぎり天子をしたって来るのである。 
017鳴鳳在樹 白駒食場」(めいほうはじゅにあり、はっくはじょうにはむ) コのある君主の許には鳳(賢人)が現れていななき、賢人が乗る白駒は農場の苗を食いぶちとします。 
018化被草木 ョ及萬方」(かはそうもくをおおい、らいはまんぽうにおよぶ) 君主のコ化は四方の草木を被い、余得の利は万民にも及びます。


019蓋此身髪 四大五常」(がいしこのしんぱつは、しだいごじょうなり) おおよそこの身体髪膚は、四大(地水火風)であり、五常(仁義礼智信)を修めているのである。 
020恭惟鞠養  豈敢毀傷」(うやうやしくきくようをおもへば、あにあえてきしょうせん) 親に養育されたことを恭しく思へば、どうして身体を傷つけることなど出来ましょう。 
021女慕貞求@男效才良」(おんなはていけつをしたい、おとこはさいりょうをこう) 女は正しく清らかな心になろうとし、男は働きのある人になろうと努めます。


022知過必改 得能莫忘」(あやまちをしらばかならずあらため、のうをえてはわすれることなかれ) 自分の過ちを知ったらためらうことなく必ず改め、知り得た教養は忘れないようにしなくてはいけません。
023罔談彼短  靡恃己長」(かれのたんをだんずることなかれ、おのれがちょうをたのむことなかれ) 他人の欠点を語ってはなりません、自分の長所を自負することがあってはいけません。 
024信使可覆 器欲難量」(しんはふたたびすべからしめ、きははかりがたきことをほっす) 信は反復できる本物の信であるべきだ、身についた教養は量りやすいが、量りがたいコこそを身に付けるようにするべきです。


025墨悲絲染 詩讃羔羊」(すみはいとのそまるをかなしみ、しはこうようをほめたり) 墨子(戦国時代の人)は国が白糸のように染まるを悲しみ、詩経では小羊のように正直な美徳を褒めています。
026景行維賢 剋念作聖」(けいこうはこれけんなり、よくおもえばせいとなる) コ行をするのは賢人の行いであり、よく善を思うならば聖人となります。 
027コ建名立 形端表正」(とくたてばめいたち、あらわることただしければひょうたるただし) 大コがあれば名聞を得られます。正しい表れによって益々名が立ってゆきます。


028空谷傳聲 虚堂習聴」(くうこくにこえをつたえ、きょどうにちょうをならうごとし) 誰も居ない谷に向っていても声を伝える気持ちで行い、誰も居ない堂に向ってもよく聞く気持ちで習いなさい。
029禍因悪積 福縁善慶」(かはあくせきにより、ふくはぜんけいによる) 禍は元々悪事が積み重なっておこり、福は善いことや喜びが重なってもたらされます。
030尺壁非寶 寸陰是競」(しゃくへきはたからにあらず、すんいんをこれきそうべし) 大きな壁(たま)が宝ではありません。ほんの少しの時間こそ大事に過ごすよう努めなさい。


031資父事君 日巌與敬」(ちちにとりきみにつかうに、いわくげんとけいと) 父に仕えるように君にも仕えなさい、それは「尊びと敬い」の態度なのです。
032孝當竭力 忠則盡命」(こうはとうにちからをつくし、ちゅうはすなわちめいをつくす) 父母に対する孝養は当然全力を尽くして行い、君に対する忠節は命を投げ出す覚悟で行うべきです。
033臨深履薄 夙興温清」(ふかきにのぞみてうすきをふむごとく、つとにおきてあたたかくすずしくすべし) 親に対しては深淵に臨んだり薄氷をふみ渡る時のように注意して行い、朝は早起きして夜はおそ寝、冬温かく夏涼しくなるよう孝養をしなさい。


034似蘭斯馨 如松之盛」(らんのそれかんばしきににて、まつのさかんなるがごとし) 親に対する孝行が高まれば、蘭の香のように誉れも高くなります。皆仲良く争うことなければ、松の盛んなるように家も隆昌します。
035川流不息 淵澄取映」(かわはながれてやすまず、ふちはすみてえいをとる) 川の流れを見て孔子が嘆かないようにしなければなりません。また淵の鏡に我が身を映して反省努力することが大切です。
036容止若思 言辭安定」(ようしはおもうがごとく、げんじはあんていすべし) 緊張した思っているときの姿が礼節のある態度であり、言い方は安定感のある和やかで明瞭であるのがいいのです。

034似蘭斯馨 如松之盛」(らんのそれかんばしきににて、まつのさかんなるがごとし) 親に対する孝行が高まれば、蘭の香のように誉れも高くなります。皆仲良く争うことなければ、松の盛んなるように家も隆昌します。
035川流不息 淵澄取映」(かわはながれてやすまず、ふちはすみてえいをとる) 川の流れを見て孔子が嘆かないようにしなければなりません。また淵の鏡に我が身を映して反省努力することが大切です。
036容止若思 言辭安定」(ようしはおもうがごとく、げんじはあんていすべし) 緊張した思っているときの姿が礼節のある態度であり、言い方は安定感のある和やかで明瞭であるのがいいのです。


037篤初誠美 愼終宜令」(はじめをあつくするはまことにうるわしく、おわりをつつしむはよろしくよくすべし) 初めを篤くするのは誠に美しいが、終わりまで注意深くして善い結果をだすよう努力しなさい。
038榮業所基 藉甚無竟」(えいぎょうのもととするところ、せきじんにしておわりなし) 栄誉ある官職はこれらのコが基となっていて、名声は栄えて終ることがないでしょう。
039學優登仕 攝職從政」(まなびてゆうなればとうしし、しょくをとりてまつりごとにしたがう) 学識に優れれば登って官職につき、正しい政治の道を摂り行うでしょう。


040存以甘棠 去而u詠」(ぞんするにかんとうをもってし、さりてますますえいず) 名君召公の善政を懐古して棠樹を残し、これに甘棠(こりんご)の詩を作ったのである。
041樂殊貴賤 禮別奠卑」(がくはきせんをことにし、れいはそんぴをわかつ) 音楽は身分の貴賎によって楽曲が異なり、身分の尊卑によっても行う礼に差がつくのです。
042上和下睦 夫唱婦隨」(かみやわらげばしもむつまじく、おっととなえればつましたがう) 上の人がコ高く和やかで寛容ならば下の人は自然に仲よくなり、夫が誠実に先導すれば妻はそれに随ってゆきます。

043外受傳訓 入奉母儀」(そとにてはふくんをうけ、いりてはぼぎをほうず) 十才になると外に出て先生の教えを受け、家では母の示す人の模範を受ける。
044諸姑伯叔 猶子比兒」(しょこはくしゅく、ゆうしはじにひす) 伯母伯父達を敬い親しんで、それらの子は我が子と同じように可愛がります。
045孔懷兄弟 同氣連枝」(はなはだおもうはけいていなり、きをおなじにしえだをつらねる) 常によく思い合うのは、同氣連枝ともいわれる兄弟である。


046交友投分 切磨箴規」(ともとまじわるにぶをとうじ、せつまししんきすべし) 友と交わるには心を開いて仲良くし、励ましあって能力を磨き、至らぬところをお互いに正しあうようにしなさい。
047仁慈隱惻 造次弗離」(じんじいんそくは、ぞうじにもはなれず) いつくしみとあわれみの心は、一時たりとも忘れてはいけません。
048節義簾退  顛沛匪虧 」(せつぎれんたいは、てんぱいにもかけることあらず) 節度よく義を重んじ正しく謙虚な態度は、常に保って失うことがあってはなりません。


049性静情逸  心動~疲」(せいしずかにしてじょうやすく、こころうごけばしんつかる) 性根が道を守って安静であれば感情も安らかである。利に心が動けば精神も疲れてきます。
050守眞志滿 逐物意移」(しんをまもらばこころざしみち、ものをおえばいうつる) 道を守り通すならば志は満ち足りているが、名利・物欲を追い回していると心が不安定になります。
051堅持雅操 好爵自縻」(がそうをけんじすれば、こうしゃくおのずからまとう) 節操を正しく堅く守っているならば、高い位は自然につながるように就いてくるものです。


052都邑華夏 東西二京」(とゆうはかかに、とうざいににきょうあり) 天子の宗廟のあるみやこを都といい、小さいみやこを邑という。周の東都(後漢の東京)と周の西都(前漢の西京)の二京がある。
053背邙面洛 浮渭據」(ぼうをせにしてらくにめんす、いにうかびけいによる) 東京は北に北邙山があって南は洛水に面しており、西京には渭水が流れていて水にも依っている。
054宮殿盤鬱 樓觀飛驚」(きゅうでんはばんうつとして、ろうかんはひきょうなり) 天子の宮殿はずっしりと建っていて、樓觀は高々と聳えている。


055圖寫禽獸 畫彩仙靈」(きんじゅうをずしゃして、せんれいをがさいす) 宮殿の室には鳥や獣が描かれていて、神仙や霊奇なものなども色彩で画かれている。
056丙舍傍啓 甲帳對楹」(へいしゃはかたわらにひらき、こうちょうはえいにたいす) 役人の居る室はかたわらに出入り口がある。天子の控える帳は大柱と対面している。(宮室の構造)
057肆筵設席 鼓瑟吹笙」(えんをつらねてせきをもうけ、しつをこししょうをふく) 筵を敷き連ねて席を設けており、瑟をかなでて笙が吹かれるのである。(殿上での宴会)


058升階納陛 弁轉疑星」(かいをのぼりへいにおさまるに、べんてんじてほしかとうたがう) 高官が上殿出仕すると、冠の飾り玉が揺れて星かと疑うばかりです。
059右通廣内 左達承明」(みぎはこうないにつうじ、ひだりはしょうめいにたっする) 役人の勤務室から右(西)へ行けば廣内殿に通じ、左()へ行けば承明所に達するのである。
060既集墳典 亦聚群英」(すでにふんてんをあつめ、またぐんえいをあつめる) 既に古い時代の書典が集められ、また多くの優れた識者が呼び寄せられています。


061杜稾鐘隸 漆書壁經」(とこうしょうれいあり、しっしょへききょうあり) それらの中には草聖といわれた杜度の著した草書や魏の鐘繇の隸書などがあり、漆で書かれた貴重な書や孔子の旧宅の壁に隠されていた経典などもありました。
062府羅將相 路俠槐卿」(ふにはしょうそうつらなり、みちにはかいけいはさむ) 官府には武官文官達が連なって控えており、道路の両側には三公九卿の邸宅が並んでいる。(官庁の様子)
063戸封八縣 家給千兵」(こははっけんにふうぜられ、いえはせんぺいをたまわる) 三公には民戸八県分が与えられ、それぞれの太夫は兵千人分が給せられる。





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